墓じまいの見積もりを比べる・断るときの伝え方|文例つき
- 複数の見積もりを取るときは、依頼の時点で「ほかとも比べて決めたい」と伝えておきます。
- 契約は口約束でも成立するので、その場で即答せず、持ち帰って比べてから返事をします。
- お願いしないときは、お礼と結論を短く伝えれば十分です。
見積書の項目の見方は墓石撤去の見積もりで確認すること、石材店に聞いておきたいことは石材店に聞くこと(質問リスト)にまとめています。ここでは、比べるとき・断るときの伝え方に絞ります。
見積もりを比べてもよいのですか?
契約をするかどうか、誰と契約するかは、当事者が自由に決められると名古屋市消費生活センターは案内しています(契約自由の原則)。いくつかの見積もりを比べて決めることは、ふつうの進め方です。
ただし、霊園やお寺の墓地では、工事できる石材店が決まっていることもあります。まず管理者に、石材店を選べるかどうかを聞いておくと、見積もりを頼む先がはっきりします。決まりは霊園・お寺で異なります。
比べたいことは、どう伝えればよいですか?
見積もりを頼むときに、先に伝えておくと話がそろいます。
- 「家族と相談して決めたいので、見積書をいただいてからお返事します」
- 「ほかの石材店にもお願いしているので、同じ条件で見積もりをいただけますか」
- 「返事はいつごろまでにすればよいですか」
同じ条件(撤去の範囲や戻し方)で頼むと、あとで比べやすくなります。
その場で返事をしなくてもよいですか?
契約は「申込み」と「承諾」の意思がそろったときに成立し、口約束でも、署名や契約書がなくても成立すると名古屋市消費生活センターは案内しています。一度成立した契約は、一方的にやめることはできません。現地で見積もりを聞いたときは、「持ち帰って検討します」と伝え、比べてから返事をすれば落ち着いて決められます。
お願いしないときは、どう伝えればよいですか?
長い理由は要りません。お礼と結論を短く伝えます。電話でもメールでもかまいません。
- 「先日はお見積もりをありがとうございました。家族と相談し、今回は別の形で進めることにしました。お手数をおかけしました。」
- 「お見積もりをありがとうございました。今回はお願いしないことにいたしました。ご丁寧に対応いただき、ありがとうございました。」
名古屋市消費生活センターも、要らないときやよくわからないときは、はっきり断るよう案内しています。見積もりをお願いした手間へのお礼を添えると、お互い気持ちよく終えられます。
お寺の紹介の石材店を断るときは?
お寺から紹介された石材店にお願いしない場合は、お寺にも一言伝えておくと、あとの話し合いが進めやすくなります。どこまで伝えるか、指定があるかどうかは宗派・お寺で異なるので、墓じまいの相談の場で一緒に確かめておきます。お寺への伝え方は伝え方の文例集もご覧ください。
契約したあとで迷ったら?
国民生活センターによると、訪問販売などの取引では、申込書面か契約書面のいずれか早いほうを受け取った日から8日間、クーリング・オフができます。ただし条件によってはできない場合があります。自分の契約が当てはまるか、どう手続きすればよいかわからないときは、お住まいの地域の消費生活センターに相談できます。
出典
https://www.seikatsu.city.nagoya.jp/soudan/pickup/article/37
https://www.kokusen.go.jp/soudan_now/data/coolingoff.html
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よくある質問
見積もりをもらったら、その会社に頼まないといけませんか?
契約は「申込み」と「承諾」がそろったときに成立すると名古屋市消費生活センターは案内しています。見積もりを受け取って比べている段階なら、まだ頼むと決めたわけではありません。ただ、口約束でも契約は成立するため、その場で「お願いします」と答える前に、比べたい旨を伝えておくと安心です。
契約したあとで取りやめたくなったら?
訪問販売など一部の取引では、書面を受け取った日から8日間のクーリング・オフができる場合があります(国民生活センター)。ただし条件によってはできない場合もあるため、自分の契約が当てはまるかは、お住まいの地域の消費生活センターでお確かめください。