墓じまいの閉眼供養のお布施は?金額の決め方と聞き方
- 墓じまいの閉眼供養のお布施に、公的に決まった金額はありません。
- 金額や渡し方は宗派・お寺で異なるため、お寺に相談の形で尋ねます。
- 聞き方と、離檀料との違いをまとめました。
結論:
- 閉眼供養(魂抜き)のお布施に、法律や公的な基準で決まった金額はありません。
- 金額や渡すタイミングは宗派・お寺で異なるので、お寺に相談の形で尋ねるのが基本です。
- 閉眼供養のお布施と、檀家をやめるときのお礼(離檀料)は別に考えておくと、話がまとまりやすくなります。
閉眼供養そのものの意味や時期は閉眼供養(魂抜き)とは、離檀料については離檀料のページにまとめています。ここでは、お布施の金額をどう決め、どう尋ねるかに絞って説明します。
閉眼供養のお布施は誰に、何のために渡すのですか?
お墓から遺骨を取り出す前に、お寺に読経などの法要をお願いしたお礼として渡します。国民生活センターの資料では、改葬の手続きのあと「抜魂式」(お霊抜き)を行ってから墓石を撤去する流れが紹介されています。呼び方や法要の内容は宗派・お寺で異なります。
金額はどうやって決めるのですか?
公的に確かめられる金額はありません。そのため、次の順で考えると決めやすくなります。
- お寺に、閉眼供養をお願いしたいことと日程の希望を伝える
- その場で「お布施はどのようにお包みすればよいでしょうか」と相談の形で尋ねる
- はっきりした答えがないときは、檀家総代や、同じお寺の檀家になっている親族に、そのお寺での慣わしを聞く
国民生活センターの資料でも、お寺へのお礼の額が適当か迷ったときは、檀家総代や同じ寺院の檀信徒の親族に確かめる方法が挙げられています。
離檀料とは別に用意するのですか?
お寺の墓地を返して檀家をやめる場合、閉眼供養のお布施とは別に、これまでのお礼(いわゆる離檀料)の話が出ることがあります。国民生活センターの資料では、離檀料は「抜魂式」などの法事とは別のものとして書かれています。どちらも金額に明確な基準はないため、閉眼供養のお願いと離檀の相談を同じ場で済ませ、それぞれの内容を確かめておくと行き違いが起きにくくなります。お寺への切り出し方は伝え方の文例集、相談の時期はお寺に伝える時期をご覧ください。
いつ、どうやって渡すのですか?
渡すタイミングに公的な決まりはなく、宗派・お寺で異なります。袋の表書き、お車代やお膳料を別に包むかどうかも、日程を決めるときに一緒に尋ねておくと当日あわてずに済みます。
お寺の墓地ではない場合はどうしますか?
公営・民営の霊園なら、付き合いのあるお寺に閉眼供養をお願いします。付き合いのあるお寺がない場合は、霊園の管理者に相談できるか窓口でお確かめください。
話し合いがまとまらないときは?
まずは金額の理由や内訳を尋ね、親族も交えて落ち着いて話し合います。それでも困ったときは、お住まいの地域の消費生活センターに相談できます(窓口は市区町村の案内でお確かめください)。総務省 東北管区行政評価局の資料には、消費生活センターが相談者に、お寺が属する宗派の相談窓口を案内した例も載っています。埋蔵証明書を出してもらえないときの手続きは埋蔵証明書がもらえないときにまとめています。
出典
https://www.kokusen.go.jp/wko/pdf/wko-202512_03.pdf
https://www.vill.miho.lg.jp/data/doc/1661409415_doc_165_6.pdf
https://www.soumu.go.jp/main_content/001053242.pdf
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よくある質問
閉眼供養のお布施に決まった金額はありますか?
公的な基準や法律で決まった金額はありません。国民生活センターの「見守り新鮮情報」(茨城県美浦村の広報誌に掲載)でも、離檀の際のお布施(離檀料)に明確な基準はなく、基本的にはお寺などと話し合うことになると書かれています。金額の考え方は宗派・お寺で異なるので、お寺に相談の形で尋ねてください。
お寺に金額を聞くのは失礼になりませんか?
「どのようにお包みすればよいでしょうか」と相談の形で尋ねれば、角が立ちにくくなります。檀家総代や、同じお寺の檀家になっている親族に、そのお寺での慣わしを尋ねる方法もあります。